2025年10月28日
🪥子どもの仕上げ磨きはいつまで必要?
〜自分で磨けるようになるまでのサポートが大切〜
お子さんが少しずつ成長し、「もう自分で磨ける!」と言うようになると、
「仕上げ磨きって、いつまでやればいいの?」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
実は、仕上げ磨きは思っているよりも長く必要 なんです。
今回は、その理由とポイントをわかりやすく解説します。
👶 仕上げ磨きの目的とは
仕上げ磨きの目的は、
「お子さんが磨き残した汚れ(プラーク)を大人がサポートして落とすこと」です。
子どもは手先の動かし方がまだ上手ではなく、
力の加減やブラシの当て方が難しいため、どうしても磨き残しが出てしまいます。
特に虫歯になりやすい
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奥歯の溝
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歯と歯の間
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歯ぐきの境目
は、大人の目で確認しながら丁寧に磨いてあげることが大切です。
👦 いつまで仕上げ磨きが必要?
目安としては、
🦷 10〜12歳ごろ(小学校高学年)まで が理想です。
この時期になると、
・永久歯がほぼ生えそろう
・手の器用さや理解力も発達してくる
ため、自分でしっかり磨けるようになっていきます。
ただし、年齢よりも「きちんと磨けているか」が大切。
仕上げ磨きを卒業するタイミングは、
歯科医院で「一人で磨けるレベルですね」と確認してもらうのがおすすめです。
🦷 仕上げ磨きを嫌がるときは?
毎日のことなので、「やりたくない!」「もういい!」と嫌がることもありますよね。
そんなときは、無理に力で押さえつけずに、次のような工夫をしてみましょう。
💡 楽しく続ける工夫
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お気に入りの歯ブラシや歯みがき粉を選ばせる
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磨いたらシールを貼るなど「ごほうびカレンダー」を作る
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親子で一緒に鏡を見ながら「どっちがピカピカかな?」と競争する
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YouTubeなどの「歯みがきソング」を使う
仕上げ磨きは「親子のスキンシップの時間」と考えると、
お子さんも嫌がらずに取り組みやすくなります。
💬 歯科医院でチェックしてもらいましょう
仕上げ磨きをしていても、成長とともに
歯並びや生え変わりの状況が変化します。
定期的に歯科医院でチェックを受けることで、
-
磨き残しの確認
-
正しい磨き方のアドバイス
-
フッ素塗布などの虫歯予防
を行うことができます。
✅ まとめ
🔹 仕上げ磨きは「小学校高学年ごろ」までが目安
🔹 年齢よりも「しっかり磨けるかどうか」で判断
🔹 嫌がるときは、楽しい工夫で続けやすくする
🔹 定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切
🪥 仕上げ磨きは、親から子への“虫歯予防のプレゼント”です。
お子さんが自分で歯を大切にできるようになるまで、
少しずつステップアップを見守ってあげましょう。