2025年9月08日
定期健診はなぜ必要?〜一生自分の歯を守るために〜
「歯が痛くなったら歯医者に行く」
まだまだそんなイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。
しかし、歯科治療の本来の目的は「痛くなってから治すこと」ではなく、トラブルを未然に防ぎ、一生自分の歯で健康に過ごすこと にあります。
そのために欠かせないのが 定期健診 です。
定期健診でわかること
1、虫歯や歯周病の早期発見
虫歯も歯周病も初期の段階では自覚症状がほとんどありません。定期健診なら、痛みが出る前に見つけて早期治療でき、歯を大きく削らずに済みます。
2、歯石やバイオフィルムの除去
毎日の歯みがきでは落としきれない汚れが少しずつ蓄積します。歯科医院でのプロフェッショナルなクリーニングにより、お口を清潔に保てます。
3、かみ合わせや歯のすり減りのチェック
無意識の歯ぎしりや噛みしめは、歯を傷める大きな原因です。健診でチェックすることで早めの対策が可能です。
4、全身の健康チェックにもつながる
近年、歯周病と糖尿病・心臓病・認知症との関連が明らかになっています。口の健康は全身の健康と直結しているのです。
定期健診のメリット
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虫歯や歯周病を未然に防げる
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治療回数や費用を減らせる
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お口の中がすっきりして気持ちいい
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一生自分の歯で噛める可能性が高くなる
まさに「予防は最大の治療」と言えるでしょう。
どれくらいの間隔で通うのがよい?
一般的には 3〜6か月に1回 の受診が目安です。
特に歯周病リスクの高い方や、以前に治療した歯が多い方は、より短い間隔での受診がおすすめです。
まとめ
定期健診は、
✅ 歯を守るための「早期発見」
✅ 虫歯や歯周病を防ぐ「予防」
✅ 全身の健康を守る第一歩
どれをとっても欠かせない大切な習慣です。
「痛くなったら行く歯医者」から「痛くならないように行く歯医者」へ。
これが一生自分の歯で過ごすための秘訣です。